「これまでの『100周年記念シリーズ』はクラシックなイメージが強くて、文字スタイルでいえば“明朝体”のイメージでした。しかし、この『100周年記念シリーズ 日本限定クロノグラフ』はすごくモダンに仕上がっていて、僕にとっては“ゴシック体”になったくらいのインパクトがありました。3つのインダイヤルやタキメーターなど構成する要素は同じでも、それくらい印象が変わったんです」


秦さんの腕元に収まる『100周年記念シリーズ 日本限定クロノグラフ|ブレスレット』のフェイスは、シンプルかつ力強いデザインが印象的だ。モノトーンで構成され、タキメーターはベゼルに、テレメーターは文字盤に刻印。ツェッペリンのデザインコードに則りながらも、スポーティかつモダンに表現されたところに、秦さんの心が動いたようだ。
「目盛りが整然と描かれた様子からは、ドイツのインダストリアルデザインを感じます。必要な要素だけを、必要なスペースに規則正しくビシバシと並べているのって、すごくドイツらしいですよね」
「他のシリーズにも見られるツェッペリンらしさも健在です。ケースのふくらみであったり、アンティークな雰囲気の文字盤であったりと、飛行船を思わせるモチーフは興味をそそりますし、時計としての全体のバランスもいいと感じます」
常にモノの良し悪しを吟味し、本質的な魅力に迫ってきた秦さん。数多くのモノを見てきた中、ドイツ製品に宿るものづくりの哲学に魅了されたという。


「バウハウス感というか、機能を追求する結果として生まれてくる美しさ。例えば、僕はドイツ製のコーヒーミルを持っているのですが、回転レバーの精度が恐ろしいほど高くて、天体の公転のように滑らかに回転していきますし、ブレードの切れ味もものすごくいい。どれも、雑味のないコーヒー粉を生み出すための技術であり、そのこだわりが見た目にも現れていて、そこがかっこいいんですよね。ツェッペリンにもそうしたかっこよさを感じますし、やはり伝説的な飛行船からインスピレーションを得ているというコンセプトには、興味をそそらないわけにはいきません」


普段は、肩肘の張らないようなカジュアルスタイルでいることが多いと話す秦さん。少しだけキレイめなアイテムを取り入れることで、大人らしい雰囲気にまとめている。
「その意味でも、ツェッペリンの時計はちょうどいい存在です。それに、この精悍なブラックカラーが僕好みでした。僕、コーディネートに黒を入れない日はほとんどないので、この時計とうまくリンクするから、個人的に相性がいいんですよね」


「引き締まった印象があるから、ケース径が42mmといっても、そこまで大きさを感じないところも気に入りました。普段、僕は大きな時計を身につけることがないのですが、この時計は色合いの締まりがいいですし、ベゼルのカッティングがシャープなのもあって、いうほどの大きさを感じませんでした。存在感はちゃんとあるのに、すごいことだと思います」


父親から譲り受けた1本の高級スイス時計のほかはカジュアル時計を十数本コレクションし、その日の服装や気分に合わせて楽しんでいるという秦さん。「100周年記念シリーズ 日本限定クロノグラフ|ブレスレット」にも、強い関心を示している。
「時計選びでは、気負わずに着けられるかどうかを重視しています。ツェッペリンのこの時計は、僕にとって決して安いものではありませんが、10万円を切る価格帯で本格的なドイツ時計を手に入れられるというのは、とても魅力的に感じます。本当に隅々までキレイで、品がいいですから」


秦 大輔
1980年生まれ。大学在学中から編集プロダクションでアシスタントとして働き、卒業後は編集・ライターに。ライター集団「シティライツ」や世界文化社での経験を経て、フリーランスとして独立。数多くのメディアで、時計をはじめとするモノやファッションに関する執筆を手掛けている。

100周年記念シリーズ
日本限定クロノグラフ
8894M-2
99,000円 (税込)




