ドイツが誇る硬式飛行船ZEPPELIN号
1900年ドイツ。
Ferdinand Graf von Zeppelin(フェルディナンド・フォン・ツェッペリン伯爵)が開発した硬式飛行船 ZEPPELIN(ツェッペリン)。
この設計が成功したことで、高速飛行や飛行船の大型化が可能になり、飛行船が空の輸送手段として活躍する始まりとなりました。その成功があまりにも有名になり、今では「ZEPPELIN = 硬式飛行船」という慣用句的な使い方をされることが多くなっています。ZEPPELINの名を世界的に有名にしたのは「LZ127」「LZ129」という機種。特に「LZ127」が収めた成功は、“100年は誰も達成できない偉業”と言われたほどです。
硬式飛行船
アルミニウムなどの軽素材でできた枠組みを持つ飛行船のこと。ガス圧で外形を維持する従来の軟式飛行船とは違い「高速飛行」「大型化」が可能になり、空の輸送手段として実用化されるようになりました。
LZ127 グラーフ・ツェッペリン号
1928年9月18日に初飛行をした、当時世界最大の硬式飛行船。
その全長は235m。航続距離は1万㎞にも及びます。
「Graf Zeppelin(グラーフ・ツェッペリン)」という愛称を持つことでも有名。「グラーフ」はドイツ語で伯爵を意味し、開発者のツェッペリン伯爵に由来しています。
1929年に米国ニュージャージー州・レイクハーストから世界一周の旅に成功したことで、ZEPPELINの名が世界中に知られるようになりました。
この世界一周の中で、日本の霞ヶ浦航空基地にも来航しています。
LZ129 ヒンデンブルク号
全長245m。今日までに造られたあらゆる飛行機械の中で最も巨大な硬式飛行船です。
また、ラウンジやダイニングルームも備えた史上最も贅沢な仕様の航空機とも言われています。
愛称「ヒンデンブルク」は、1925年~1934年までドイツの大統領だったパウル・フォン・ヒンデンブルクに由来しています。
定期旅客便として1936年から14ヵ月運行しました。


クオリティ第一主義のドイツ式時計「ZEPPELIN」
1987年にドイツ・ミュンヘン近郊で創業したウォッチブランド「ZEPPELIN」。
ドイツが誇る飛行船 ZEPPELIN号をイメージしたクラシカルなデザインと、ドイツ式時計らしいクオリティ第一主義が融合したブランドです。現在ではドイツをはじめヨーロッパやアメリカなど世界30か国で販売されています。
– 飛行船をイメージしたクラシカルなデザイン
飛行船の機体をイメージし、ガラスとダイヤルは柔らかなアーチを描くように設計されています。また、全シリーズが古典的かつ普及の人気を誇るパイロットウォッチをデザインしています。
– 品質・基本性能にこだわったクオリティ
デザインだけでなく品質の高さにもこだわり、ZEPPELINの商品にはスイスの「ETA」「RONDA」といった高品質なムーヴメントを中心に採用しています。また、当時の飛行船の機体に近い色を出すために特殊な技法で着色。トラディッショナル感を強調する為にハンドメイドセッティングをするなど、様々な工夫を凝らしています。まさに、ドイツ式時計の特徴である「品質第一主義」にこだわったブランドです。
– 優れたコストパフォーマンス
ZEPPELINの最大の魅力は、そのコストパフォーマンスの良さと言えます。デザインと品質にこだわりながらも、アフォーダブルな価格を実現させています。「ドイツ製の腕時計において、この品質と価格帯を維持できるのはZEPPELINだけ」と言われるほどのコストパフォーマンスを誇っています。


ZEPPELINの伝説を腕時計として再び世界へ
様々な偉業を達成して伝説を築きあげたZEPPELIN号。
その重要な歴史を、再び腕時計として世界に発信していきたいという想いのもと、
こだわりのドイツ式時計となって立ち上がり、世界中を航行し続けています。




ポインテック社
CEO ナタリー・バーク氏
Profile
2017年、ツェッペリンの母体である独・ポインテック社へ入社し、2022年より父親であるウィリー・バーク氏とともに代表取締役を務める。